⑥ギル・モラレス、クリス・キャッチャー

ギル・モラレス、クリス・キャッチャー


移動平均線を使った売りシグナル

株価が上昇トレンドで、少なくとも7週間は10日移動平均線に寄り添うように動いた銘柄は、株価が10日移動平均線を下にブレイクした時点で売りシグナルと考える。それ以外は50日移動平均線を売りシグナルの目安にすると良い。この「7週間ルール」を使えば、10日移動平均線を保てないとか、たびたびそれを下回るような傾向がある銘柄を早々に手仕舞いすることがなくなる。逆に上昇トレンドで最初にポケットピボットが現れた後に少なくとも7週間は10日移動平均線の上で推移したような銘柄は、10日移動平均線を初めて下に割ったときに売るべきである。ここでいう「割った」とは。株価が10日移動平均線の下で引け、翌日も前日の安値を下回っているような状態である。

10日移動平均線の上で上昇を続けていた株価は、とうとう10日移動平均線の下で引け、その翌日も前日の安値の下で推移した。
そもそもこの理論は、株価が10日移動平均線の上に7週間以上とどまっているときは上昇トレンドの可能性が高いという前提に基づいている。10日移動平均線を下に割ったときはしばらくその水準にとどまる傾向にある。


窓空け


大商いを伴って上に大きく窓を空けて寄り付いている銘柄というのは、大変魅力のある銘柄である。ベースからブレイクアウトした時に上に窓を大きく空けても、その銘柄の上昇の深さが5%以内に収まっていれば、それだけで買いシグナルとなる。上に窓を空けて寄り付く動きとベースからのブレイクアウトが同時に起こるのは、最も強力なベースからのブレイクアウトのパターンである。これがファンダメンタルズが強い銘柄で起こったらほぼ必ず買うべきである。
 

大きな窓の定義

①過去40取引日のATR(真の値幅平均)の少なくとも0.75倍は窓を空けて寄り付いているもの。つまり、窓を空ける前の数週間の値動きが不安定で窓の空け幅がATRの0.75倍に満たない時は、チャートでその窓がはっきりと確認できないと買わない
②上に窓を空けた日の出来高の50日平均の少なくとも1.5倍(150%)あるもの。
【ATR補足】
ATRは株価の変動率を測定する指標である。
①当日の高値と安値の差
②当日の安値から前日の終値を引いた絶対値
③当日の高値から前日の終値を引いた絶対値
上記3つの値のうち最大のものを使って毎日計算される。
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です