③ギル・モラレス、クリス・キャッチャー

ギル・モラレス、クリス・キャッチャー


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ポケットピボットとピボットポイント


ポケットピボットがベースをブレイクアウトした買いポイント(ピボットポイント)と同じ場所になることがある。そのようなときは、過去10日間の下落した日と同じくらい大商いである必要はない。しかし、その場合にはピボットポイントに必要とされる最低限の出来高は欲しい。
上に表示してあるチャートの例を見てみよう。矢印の株価は高値を更新してブレイクアウトした。これは、ピボットポイントの定義に当てはまるだけでなく、この日の出来高は過去10日間で最多になっている。もしこのポケットピボットポイントが同時にピボットポイントでもあったら、出来高が過去10日間で最多である必要はなかった。つまり、ブレイクアウト時の出来高が、通常のピボットポイントで必要とされる量に達していれば、それで十分だった。この場合、ブレイクアウト時の出来高は平均を39%上回っていたが、50%以上上回っていることが望ましいとするピボットポイントの条件は満たしてないしかし、ポケットピボットのルールを当てはめれば、過去10日間に下落した日の出来高と比べて最多になればいいということなので、たとえ39%でもよいのである。通常ピボットポイントとしては買えないが、ポケットピボットとしてなら買ってもよい状況だったことになる。
要するに、オニールのピボットポイントの買いで必要とされている平均出来高より出来高50%以上増加というルールに反するようなブレイクアウトでも、過去10日間に下落した日の出来高を上回っていれば良しとするポケットピボットのルールに従っていれば成功した。

また、逆のパターンも然りである。上に表示してあるチャートがその例である。

その他の例である。株価が50日移動平均線のすぐ下まで静かに下落しているとき、出来高は減少を続けていた。しかし株価が50日移動平均線の上まで急上昇すると、出来高も過去10日間に下落した日を超える増加を記録した。これは同時に終値を収束しながら形成した7週にわたる平底型ベースからのブレイクアウトでもあった。
ここでもう一度、ポケットピボットの出来高ルールの定義について念押しておこう。過去10日間に株価が下落した日の出来高を上回る出来高を伴って50日移動平均線(あるいは10日移動平均線や20日移動平均線)から反発するように上昇することである。


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