⑤ウィリアム・J・オニール

ウィリアム・J・オニール

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⑤売り抜けの兆候
長期の上昇の後、大商いなのに株価が上昇しない場合は売り抜けを示している。
⑥株式分割
株式分割の後、株価が1~2週間で25~50%上昇したら、売りのサイン。株式分割前後は株価が天井を打つ傾向がある。また、株価がベースから抜けて上昇し、株式分割が公表されたら、多くの場合売った方が良い。
⑦連続下落日の増加
ほとんどの銘柄が天井を打って下落を始めると、株価が連続して下落する日の方が多くなっている。
⑧チャネルライン
大きな上昇の後に株価が上方チャネルラインを抜けたら、75~80%の確率で天井に近いので、売りのサイン。チャネルラインとは、日足または週足チャートを利用し、過去4~5ヶ月間に付けた3つの安値及び高値同士を繋いだ平行線のことである。各ポイントは、株価が最初のベースを抜けて以降、少し間隔を開けて選ぶ。
⑨200日移動平均線
200日移動平均線から70~100%以上株価が上昇したら売りのサインとなることがある。
⑩ディストリビューション
指数の終値が前日よりも低く出来高が大きい日が、2~4週間の中で3~5日(近年では5日)あれば、市場が上昇トレンドから下落トレンドへ転換したと判断できる。5日目になると市場全体が下降へ転換する確率が極めて高い。1日目の出来高増の下落後、2日目の出来高増の下がる日が来るまで、市場が2~3日上昇することもあるので注意していただきたい。指数のディストリビューション出現日と主導銘柄の天井出現は同時に起こりやすい。
また、指数の高値と安値の開きが非常に小さく、前日からの値下がりも非常に小さい、比較的落ち着いている日に起こるローソク足、3~5日間このような足が出来高が増えて終値が下がっても、このディストリビューションは市場の下方転換を引き起こすほど大きいものではないかもしれない。
⑪ストーリング
市場が活発な商いの中で上昇した後、突然その勢いが止まってしまう。下がるわけではなく前日、前々日と比較して上がりが鈍くなる。
⑫最高値からの下落
最高値から8%ほど株価が下落した場合、それまでの上昇や天井、下落の動きを調べて、天井もしくは8~15%の調整か判断する。最高値から12~15%を超えるようなら売りを検討。
⑬非優良銘柄
安値の非優良の出遅れ銘柄が出来高の上位リストを占めていたら、市場が軟化するシグナルかもしれない。
⑭孤立銘柄
同業界の中でその銘柄以外の重要企業が強くない場合は売り検討。
⑮1日の株価下落が最大
大きな上昇のあと突然、上昇を始めて以来最大の株価下落を記録したら他の指標でも下落のサインがあるか確認。
⑯週間出来高
週間出来高がここ数年で最多の時に株価が下落したら売りのサイン。
⑰その他
長期にわたり上昇した後10週移動平均線の下で引けて、8~9週にわたってこの平均線の下にとどまって上へ抜けることができない場合、売り検討。期待感が高まったり楽観視されるようになったら、売り検討。四半期収益の増加が2四半期連続で著しく鈍ったらほとんどの場合売り。(また前回の増加率の2/3減ったら)


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今回参考にした本はこちらです

オニールの成長株発掘法 【第4版】 (ウィザードブックシリーズ)

内容紹介

ベストセラー『マーケットの魔術師』(パンローリング)で紹介されたアメリカ屈指の投資家であるウィリアム・J・オニールがやさしく解説した大化け銘柄発掘法!

オニールの相場師養成講座―成功投資家を最も多く生んできた方法 (ウィザード・ブックシリーズ)

内容紹介

全米でのベストセラー『オニールの成長株発掘法』の著者で、“マーケットウィザード”のオニール本書は、自立した投資家たちがどうすれば市場に逆らわず、市場に沿って行動し、感情・恐怖・強欲心に従うのではなく、地に足の着いた経験に裏付けられたルールに従って利益を増やすことができるかを説明する。

オニールの空売り練習帖 (ウィザードブックシリーズ)

内容紹介

売る方法を知らずして、買うべからず 売りの極意を教えます! 「マーケットの魔術師」オニールが空売りの奥義を明かす 株式市場以外であれば、物事には常に2つの側面がある。しかし、株式市場では1つの側面しかない。つまり、正しい側にいなければ、儲けることはできないのである。

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