トレンドフォローの定石、ベース

フラットベース


このパターンはあまり調整せずに(10~15%)、どちらかというと横ばい気味に動く最初のベースからの上げ幅の20~25%以上のほとんどを維持したままに第二ステージとして形成されるのが普通だ。他のパターンが7~8週間であるのと比べ、このパターンは5~6週間と少し短いことが多い。


上昇ベース


このパターンも最初のカップウィズハンドルまたはダブルボトム・パターンから上放れして上昇する過程で現れる。9~16週間続き、3回の10~20%の押しがあるのが一般的だ。各押しの下端は切り上がっていく。これら3回の押しの原因はほぼ常に市場全体の短期的な急落だ。週足のチャートでパターンを分析する場合は、価格と出来高の両方の動きに注意しながら週ごとに見ていく。このパターンは高値の週から下げて引けた第1週から始まり、ピボットつまり絶好の買いポイントを目指す。


平底型ベース



平らな底の形をした株価パターン。カップウィズハンドル、ソーサーウィズハンドル、ダブルボトムの型を抜けて株価が20%以上ほど上昇したところで、2回目のベースとして現れる。少なくとも5~6週間にわたり株価が収束しながら横ばいで推移し、10~15%以上の調整は入らない。


正方形型


正方形のような箱に見える。通常4~7週間ほどかけて形成され、調整は10~15%にとどまる


上昇後に現れる狭いフラッグ



この株価パターンは珍しく、強気相場でもせいぜい3度しか現れない。株価が短期間(4~8週間)に100~120%急上昇して始まる。その後横ばいになり10~25%の株価調整が3~5週間ほど続く。最強の株価パターンだが、リスクも高く、正しく見極めるのが難しい。多くの銘柄がこの株価パターンを経て、200%以上という飛躍的な上昇を遂げる。


ベースオンベース



力強い銘柄がその一定の値幅(ベース)から上方にブレイクしたものの、市場全体が新たな下落局面に入ったために、通常の20~30%ほどの上昇もできないでいる状態を言う。そのため株価は直前の安値付近まで押し、市場全体が安値を更新するなか、その銘柄だけは以前のベースのすぐ上で第2の揉み合いを演じることになる。市場全体が弱気相場の終わりを迎えると、このような銘柄は真っ先に新高値を付けて、さらに大きな飛躍を始める傾向にある。


正しいベースの見方

ベースを形成している時期に、出来高が週間平均出来高よりも多い週に注目。このうち株価が上昇して引けた週の方が、株価が下落して引けた週よりも多ければ、好材料。正しいタイミングで買えば、そこから株価が8%下落することはほとんどない。もし、8%下落することがあれば、銘柄の選択を誤ったか、市場全体の下落の始まりを示している。
他に株価がカップの左側を下がっていくとき、1~2週間、出来高が増加することはよくあるが、ほとんどの場合、値下がりしているときは大商いが5~6週間も続くことはない。これは通常よりも売りが多いことを示しているので、ベースからうまく上放れできる可能性が低くなる。


補足

健全かつ正しく形成されている場合、1つ目のベースからの上放れは、新たなブル相場ではほとんど成功する。なぜなら、その銘柄に注目している人も、期待している人も少なく、買えるような投資家はもちろん、その銘柄を知っている投資家さえ少ないからだ。
もししっかり形成されているのであれば、もう少し多くの人たちが2つ目のベースに気づくが、上放れを危うくするほどの買い手を集めないことが普通だ。気づいている人が多すぎたり、そのパターンが不完全である場合は、もちろん上放れに失敗する可能性がある。
しかし、株価が3つ目のベースを形成するころには、ほとんどの玄人筋がその銘柄に気づいているだけでなく、その動きについても見抜いているだろう。たくさんの人が保有していて、序盤に買った一部の人たちは次の上放れや値上がりに期待している人たちへ売ることをすでに考え始めている。この売りの動きが3つ目のベースからの上放れが成功する確率を低くする。だが、もし上放れが成功すると、株価が上昇して4つ目のベースが描かれることになるので要注意。4つ目のベースは高い確率で失敗する。

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