①ウィリアム・J・オニール

ウィリアム・J・オニール


ウィリアム・J・オニール[著]の三冊について重要な要点をかいつまんで、ウィリアム・J・オニールについて詳しくまとめた。おそらく、株について人並みのリテラシーならば、完全に理解して読破するのに相当な時間を要するだろう。だが、この三冊は何百ページもチャートパターンが載せられており、またウィリアム・J・オニールについて真の理解を深めていただくために、是非手に取って自ら読んでいただきたい。


ウィリアム・J・オニール

ウィリアム・J・オニールの投資スタイルはグロース投資と呼ばれるもので、企業の売り上げなどの成長率が高く、その優れた成長性ゆえに株価の上昇が期待できる株を中長期間保有する。この投資スタイルで莫大な富を築き上げた。一銘柄当たりの利益率はすさまじく、大きな波に乗ることができれば、価格10倍なども。


CAN-SLIM

ウィリアム・J・オニールが第一の手法として挙げているとても有名なものがCAN-SLIMである。CAN-SLIMをよく理解して、精査し、唯一それを潜り抜けた銘柄にのみ投資するべきだと書かれている。その重要なCAN-SLIM手法は下記のものだ。

C=Curent Quarterly Earnings-当期四半期のEPS(一株当たり利益)と売り上げ
A=Annual Earnings Increases-年間の収益増加(大きく成長している銘柄を探す)
N=Newer Companiesー新興企業
      New Products-新製品
      New Management-新経営陣
      New Highs Off Properly Formed Bases-正しいベースを抜けて新高値
S=Supply and Demand-株式の需要と供給(重要ポイントで株式需要が高いこと)
L=Leader or Laggard-主導銘柄か停滞銘柄か
I=Institutional Sponsorship-機関投資家による保有
M=Market Direction-株式市場の動向(見極め方)

 


1.1.【Curent Quarterly Earnings】解説

【Curent Quarterly Earnings】の意味は当期四半期のEPS(一株当たり利益)と売り上げということです。

ウィリアム・J・オニールは、EPS(一株当たり収益率)の急上昇を一番意識しており、最低30%増加が好ましい。

少なくとも18~20%、できれば40〜100%、あるいは200%あるとなおいい。さらに、過去2四半期の連続で増加しているか、同業他社に強いEPS増加率を示した銘柄が少なくとも1社はあるかを精査しなくてはならない。

さらに、売り上げも重要で、直近の四半期に最低25%増加、あるいは、直近3四半期で増加率が加速していることを条件としてあげている。

EPSがまだ記録されていない新規公開株については、直近5~6四半期に大きなEPS増加があったか、さらに、大きな売上増加があったかを精査しなくてはならない。この時点で、大半の銘柄が投資対象から外れるはずだ。


Annual Earnings Increases-年間の収益増加(大きく成長している銘柄を探す)

EPSと同様にROE(株主資本利益率)や一株当たりキャッシュフローも大きく成長している銘柄を探すうえではかかせない。ROEは企業がその資金をどれだけ効率的に使っているかを示す数値で、最低でも17%、なかでも優れた大化け銘柄は25~50%の数値を記録する。また、大化け銘柄で、実際のEPSと比べ一株当たりの年間キャッシュフローが20%以上も大きい銘柄がある。
また当期純利益も、直近四半期の最高値か、それに近い水準が好ましい。さらに業界の中でも最上位であり、過去3年間に毎年大きな収益増加していることも好条件。25%以上増加していること。
また、PERは基本的に意識しない。


続きはこちら②ウィリアム・J・オニール


今回参考にした本はこちらです

オニールの成長株発掘法 【第4版】 (ウィザードブックシリーズ)

内容紹介

ベストセラー『マーケットの魔術師』(パンローリング)で紹介されたアメリカ屈指の投資家であるウィリアム・J・オニールがやさしく解説した大化け銘柄発掘法!

オニールの相場師養成講座―成功投資家を最も多く生んできた方法 (ウィザード・ブックシリーズ)

内容紹介

全米でのベストセラー『オニールの成長株発掘法』の著者で、“マーケットウィザード”のオニール本書は、自立した投資家たちがどうすれば市場に逆らわず、市場に沿って行動し、感情・恐怖・強欲心に従うのではなく、地に足の着いた経験に裏付けられたルールに従って利益を増やすことができるかを説明する。

オニールの空売り練習帖 (ウィザードブックシリーズ)

内容紹介

売る方法を知らずして、買うべからず 売りの極意を教えます! 「マーケットの魔術師」オニールが空売りの奥義を明かす 株式市場以外であれば、物事には常に2つの側面がある。しかし、株式市場では1つの側面しかない。つまり、正しい側にいなければ、儲けることはできないのである。

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